Cast
スーザン:スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson )
マルジット:ナスターシャ・キンスキー(Nastassja Kinski )
スージー:ラファエラ・バンサギ(Raffaella Bánsági )
ピーター:トニー・ゴールドウィン(Tony Goldwyn )
シェイラ:エミー・ロッサム(Emmy Rossum )
ドッティ:コリーン・キャンプ(Colleen Camp)
Director
エヴァ・ガルドス
Story
共産圏のハンガリーから"鉄のカーテン"を抜け出し、自由を求めアメリカに亡命したピーターとその妻マルジット。
しかし、亡命に掛かる費用はあまりにも高く、生き延びる為、すぐに迎えに来る事を約束して仕方なく生まれたばかりの娘スーザンは一旦置き去りにされる。
しかし、長い年月の間、その約束は果たされることはなかった。
そして、6年の歳月を経て、家族は悲願の再会を果たす。
しかし、スーザンにとって、幼いころに離れ離れになった両親の記憶はまったくなく、家族が家族らしい関係になるには、娘と両親の生きてきた環境は、あまりにも異なり、そしてあまりにも長かったのだ。
貧困ではあるが、自然豊かなハンガリーで多感な幼少時代を過ごしたスーザンにとって本当の両親と過ごす今のアメリカの環境と文化は、どうしても馴染めない。
そして、成長したスーザンは、ハンガリーでスーザンを育ててくれた育ての親を想い、そして、家族とは何か、本当の親子の意味はと悩む。
そして自分のアイデンティティーを求め、再び故郷ハンガリーの地へと向かう。
感想
久々に考えさせられる映画を観ました。
共産国家から命がけで亡命することの難しさや、その為に家族とのやむにやまれぬ別れ。。。
本当に戦争って嫌ですね。
赤ちゃんの頃に親と生き別れて、6歳で本当の親に会ったって素直に喜べないよなぁ~
いくらなんだって赤ちゃんの時の親の記憶なんてないもんね。
しかも、預けられてた里親があんなにいい人たちだったら余計に里親が本当の親だと思ってしまうのは否めませんよ。
初めはただ単に赤ちゃんを一緒に連れて行くのは自分達が危険な目に遭うのが怖いんだよな。。。って思ってましたが、でも、この映画を観てて、だんだんと本当の親の愛情と苦しみや里親の愛情と悲しみ、祖母の愛情。
いろんな感情が絡み合ってこういう状況になってしまったんだなぁ。。。ってのがよく理解出来ました。
それにしても、6歳の頃のスーザン役の女の子のかわいかった事といったらありませんよ
お薦め度 ★★★★★★★★★☆
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