原題 The United States of Leland (2003)
Official site http://16sai.jp/
Cast
リーランド・P・フィッツジェラルド:ライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)
パール・マディソン:ドン・チードル(Don Cheadle)
アレン・ハリス:クリス・クライン(Chris Klein)
ベッキー・ポラード:ジェナ・マローン(Jena Malone)
メアリベス・フィッツジェラルド:レナ・オリン(Lena Olin)
アルバート・T・フィッツジェラルド:ケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey)
ジュリー・ポラード:ミシェル・ウィリアムズ(Michelle Williams)
ハリー・ポラード:マーティン・ドノヴァン(Martin Donovan)
カレン・ポラード:アン・マグナソン(Ann Magnuson)
エイシャ:ケリー・ワシントン(Kerry Washington)
カルデロン夫人:シェリリン・フェン(Sherilyn Fenn)
ギレルモ:マイケル・ペーニャ (Michael Peña)
Director
マシュー・ライアン・ホーグ
Story
16歳の少年リーランドはある日突然、知的障害を持つ少年ライアンを刺し殺してしまう。
殺された少年はリーランドの恋人ベッキーの弟。
リーランド自身も一緒に遊ぶなどよく面倒を見ていた。
周囲の誰もが衝撃を受ける中、彼は逮捕され、矯正施設へ収容される。
しかし、殺人の動機については決して何も語ろうとしない。
教官を務めるパールは、聡明でとても殺人を犯すようには見えないリーランドに強い興味を抱く。
売れない作家でもあるパールは、彼の心の奥底を解明することで本が書けるのではないかと期待し、野心を秘めつつ彼に近づくのだったが…。
感想
TSUTAYA DISCAS のレンタルにて鑑賞。
「なぜ、少年は恋人の弟を殺したのか?」この一文を見て借りてみた作品。
ストーリーは最初にリーランドが恋人(ベッキー)の弟である知的障害を持つ少年ライアンを刺し殺してしまった後から始まり、その後逮捕され、矯正施設へ収容され、そこの教官であるパールを介して何故リーランドが恋人の弟を殺してしまったのかを探っていくような展開だった。
観る前はもっと鮮明な理由があるんだろうな。と思ってた。けど、最後まで観終わってみて、“やっぱりこんな曖昧な事で(はっきりとした理由もなく)人は罪を犯してしまうものなんだろうなぁ。。。”と実感しました。
リーランドの場合は久々に再会出来たカルデロン夫人にあのキラキラとした瞳の輝きが失われてしまったことが些細なスイッチになっていただけなんだと思う。
お薦め度 ★★★★★★☆☆☆☆