セント・オブ・ウーマン/夢の香り

原題 Scent of a Woman (1992)


Amazonで購入する

Cast
フランク:アル・パチーノ(Al Pacino)
チャーリー:クリス・オドネル(Chris O'Donnell)
ドナ:ガブリエル・アンウォー(Gabrielle Anwar)
トラクス校長:ジェームズ・レブホーン(James Rebhorn)
ジョージ:フィリップ・シーモア・ホフマン(Philip Seymour Hoffman)
ゴア:ロン・エルダード(Ron Eldard)

Director
マーティン・ブレスト

Story
名門高校に通うチャーリーはアルバイトで、盲目である退役軍人フランクのお守り役になる。
だがフランクは並外れて頑固な性格で、そのお守り役はひと仕事になりそうだった。
結局フランクはチャーリーを無理矢理同行させて、自分の思い出の地であるニューヨークに向かうことに。
そこでフランクは突飛な行動を連発したり、陽気になったり落ち込んだりしてチャーリーを大いに困らせるだけでなく、旅の終わりに自殺すると宣言し……!?

感想
WOWOW にて鑑賞。

この作品は前にも観た事があると思っていたけど、今回観てみて実は初めて観る作品だったわ。。。(汗)
題名の印象が強すぎて勝手に“観たことあるわ。。”と勘違いしてたみたい。

なわけで、今回初めてこの作品を観てみて、改めてアル・パチーノの演技の上手さに惹かれていった。
盲人の頑固じじいであるフランク役を本当に見事に演じていたな~。
チャーリー役のクリス・オドネルもちょっとどんくさいけど真面目な青年役を嫌味なく演じててこちらも好印象。
そんなフランクとチャーリーが少しずつ相手の事を理解していき、相手を思いやる気持ちがしみじみと伝わってきた。

観始めはなんでこの題名「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」が付いてるのか全然意味わかんなかったけど、フランクがNYで女を買った翌日から様子が変になっていった頃からやっと意味がわかってきた。

ラストの学校のシーンでフランクが一旦は家に帰ったと思わせ、実はチャーリーの為に校長相手に説教する様子を見て、本当にフランクはチャーリーの事が気に入ったんだなぁ~。このままチャーリーがフランクの養子になっちゃえばいいのに。。。と思い、2時間半という長編映画にも関わらずにまだこの後の2人の様子を見ていたい。という思いでした。

お薦め度  ★★★★★★★★☆☆