シリアの花嫁 

原題 The Syrian Bride (2004)




Amazonで購入する

Official site http://www.bitters.co.jp/hanayome/

Cast
アマル:ヒアム・アッバス(Hiam Abbass)
ハメッド(父):マクラム・J・フーリ(Makram J. Khoury)
モナ:クララ・フーリ(Clara Khoury)
マルワン:アシュラフ・バルフム(Ashraf Barhoum)
ジャンヌ:ジュリー=アンヌ・ロス(Julie-Anne Roth)

Director
エラン・リクリス

Story
結婚式の今日は、花嫁モナにとって最高に幸福な日となるはずだ。
けれど、彼女も姉のアマルも、悲しげな顔をしている。
なぜなら、一度“境界線”を超えて花婿のいるシリア側へ行ってしまうと、二度と家族のもとへ帰れないのだから。
彼女たちをはじめ、家族もみな、国、宗教、伝統、しきたり・・・あらゆる境界に翻弄され、もがきながら生きていた。
モナは決意を胸に、“境界線”へと向かうが・・・。

感想
BSジャパンシネマクラッシュにて鑑賞。

2004年モントリオール世界映画祭グランプリ、観客賞、国際批評家連盟賞、エキュメニカル賞受賞
2004年ロカルノ国際映画祭最優秀脚本賞、観客賞受賞
2004年フランダース国際映画祭最優秀脚本賞、観客賞受賞
2004年バスティア地中海映画祭最優秀女優賞、最優秀脚賞、審査員賞受賞
2004年オーセール国際映画&音楽祭グランプリ受賞
といったいろんな賞を貰ってる作品なので是非、観てみたいと思って録画しておいた映画。

で、昨日やっと観たんだけど、イマイチ作品紹介文とは異なり、お嫁に行ったらもう二度と家族と会えない悲しみというよりもまわりの家族のゴタゴタの方が色々あったりしてコメディーに近い作りになってたと思った。

自分の結婚式であり、しかも国境を越えたら二度と里帰りも出来なくなるというその日に家族があんなにゴタゴタしてたらどうなんだろ?その時点で充分かわいそ過ぎるよな。
だからそんな家族や国境警備の奴らに愛想をつかせたモナは自ら向こう側へと歩き出して行ったのだろうか?
ちょっとあたしには難しい題材の映画だったな~。

お薦め度  ★★★★★☆☆☆☆☆