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Official site http://www.newline.com/properties/beforenightfalls.html
Cast
レイナルド・アレナス:ハビエル・バルデム(Javier Bardem)
ラサロ:オリヴィエ・マルティネス(Olivier Martinez)
ペペ:アンドレア・ディ・ステファノ(Andrea Di Stefano)
ボンボン/ビクトル中尉:ジョニー・デップ(Johnny Depp)
クコ:ショーン・ペン(Sean Penn)
ヘベルト:マイケル・ウィンコット(Michael Wincott)
Director
ジュリアン・シュナーベル
Story
1943年、キューバに生まれたアレナスは詩に夢中になり、カストロによるキューバ革命の熱狂を経て、20歳で作家としてデビューをはたす。
が、カストロ独裁政権下では、芸術家、しかもホモセクシャルであるアレナスは激しい迫害の対象となってしまう……。
感想
楽天レンタル にて鑑賞。
キューバ革命に巻き込まれたゲイの男の人生を綴った作品なので、面白くないんじゃないかなぁ?って感じだったんだけど、大好きなオリヴィエ・マルティネスが出てるし、『ノーカントリー』のハビエル・バルデムの他の演技も観てみたかったので借りたのだ。
で、実際観てみたら、、出だしの部分のカメラの撮り方があたしの嫌いな感じ(ドキュメンタリーっぽくて酔いそう)だったから、“あぁ~、やっちまったかなぁ?”。
でも、オリヴィエが出てくるまでは我慢しようと。。。
ま、あのカメラワークは最初の部分だけで終わってくれたから助かったってのもあるけど、観続けていくうちにだんだんとこの作品が面白くなっていった。
しかし、なかなかオリヴィエは出てこないな~。
レイナルドとペペの初ホモシーンでの
ペペ「唇へのキスは?」
レイナルド「恋をした時だけ」って台詞がスゴク印象深かった。
これって、絶対的に女が思う(言う)言葉だよな~。
で、しばらくしてやっとオリヴィエ(ラサロ)登場♪
このラサロとレイナルドの初対面で、レイナルドがラサロの腕を掴んだ時、ラサロがキレて、レイナルドにパンチをくらわしたから、ペペとレイナルドの初対面シーンを思い出し、“ゲゲッ!オリヴィエもゲイ役か?!”と心配しちゃったよん。。
この作品でのオリヴィエはいつものセクシーさを押さえ、すごい好青年を素敵に演じてて、これもまた良かった。
彼が一時ボクサーを目指してたってこともあの2つのパンチシーンで感じられたし、スペイン語も聴けたし。
しかし、このDVDの特典映像に入ってた日本版の予告編では何故オリヴィエの名前が出てこないんだ?!
オリヴィエは重要な役だったじゃないかっ!!
あんなチョイ役のショーン・ペンの名前はしっかり出てたのに、、、
主役であるハビエル・バルデムは助演男優賞を獲った『ノーカントリー』での演技より、こっちの方が全然良かったと思う。
疑問なのは、
ジョニー・デップが何で二役なんだ?
オカマのボンボンと中尉って全然両極端な役ってどういう事??
観てて、“あれれ??さっきのオカマのジョニデとこの中尉って役って2重人格ってこと?それともオカマは検閲の為のやらせか??”って思ったんだけど、結局真相はわからず、、、、
それと、レイナルドに買い物を頼まれたラサロが2週間も帰って来なくて行方がわからなくなってたはずなのに、レイナルドが亡命したと思ったらいつの間にかラサロに再開してたとこ。
ここいらの部分をもうちょっと詳しくやって欲しかったわ。。。
最後のシーンで、I LOVE N Yのビニールバッグをレイナルドが「この袋は大切だ」って言った意味があそこに繋がっていくとこがすごい意味を持ってるんだな。と2回観て納得。
お薦め度 ★★★★★★★★★☆
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